どうも、ひろっちです。
皆さんは男女間で会話をする時に「そんなつもりじゃないのに・・・」とか「なぜ怒ったんだろう」と感じたりすることはありませんか?場合によったら喧嘩にまで発展することも・・・
これは男女では本能レベルでの思考の違いがあるからです。
今回の記事にあたり、最初に定義させていただきたいのですが、「男女の・・・」というのは性差別の意味で使っているのではありません。また全ての男性、女性に当てはまる訳ではなく、そのような傾向があるということです。
そして男性、女性、その他、人は人それぞれであり、「私は違う」と感じられた方がいらっしゃったらその方は当てはまらない方であって、なんの不思議もありません。
今回の記事を書くにあたって、夫婦間や男女のお付き合い、職場でのコミュニケーションなど、男女間のコミュニケーションにお互い悩んでいる方々の問題解決の一助にでもなれば・・・という気持ちで書いています。
それでは宜しくお願いします。
まず本能レベルでの違いというのは、「遺伝子レベルでは我々の体と心(考え方)はまだ原子時代のままである」ということです。
え?と思われるでしょう。今は令和だぜ?と小馬鹿にする気持ちもわかります。ちょっと落ち着いて考えてみましょう。
諸説ありますが、「原始時代」とは人類が打製石器を使用し始めたやく330万年前から、最後の氷河期が終わる1万年前くらいまでということです。
つまり、原始時代329万年の長さに比べて、その後現代までは1万年しか経っていないということです。原始時代の長さ、ヤバくないですか?
じゃあ、その329万年間に繋ぎ続けた命に宿る遺伝子は、1万年という期間で進化することができたのでしょうか?
そう考えると「あれ、まだ原始時代の本能が残っていてもおかしくないかも?」と思えませんか?
日本でも男女差別が社会問題になっていたのは、ほんの少し前のようにも思われます。「男女雇用機会均等法」という法律ができたのも1972年で約50年ほど前になります。
時代の変化は年々早くなり、現代では10年あれば時代は変わってしまいます。少し前まではパソコンやインターネットもなかったのですから・・・
おっと、話が逸れてしまいました・・・
つまり私が言いたいのは、男女の思考は原始時代の影響を遺伝子レベルから受けているということです。
原始時代の生活を考えてみましょう。
男性は動物などを対象に狩りをして、女性は木の実などを集めながら住居を守るという事が一般的です。この生活スタイルにおいては男女間で必要となる能力が違っているというのが今回の要点になります。
男性は移動をしながら一人、あるいは複数人で獲物を狩ります。その時に最も必要とされた能力は「どのようにすればこの獲物を狩ることができるか?」です。
これは「ゴール思考問題解決型」になります。つまり、事実を客観的に把握し、どうすればゴール(この場合は獲物を狩る事)に辿り着けるかを思考することです。この繰り返しを329万年間、あるいはそれ以上の期間行ってきました。
一方女性にとっては、生き残る為にはコミュニティを作って協力し合いながら生活をしていく必要があります。ここで必要となるのはコミュニケーション能力や共感力などです。万が一コミュニティから外されることにでもなれば、命に関わりますから・・・
この考え方は「プロセス思考共感型」です。このタイプは共感をはじめとする感情をトリガーに記憶を想起し、プロセスを解析することで思考を深めていく傾向があります。分かりやすく言うと、共感することでコミュニケーションをとり、相手の考えを理解して協力していくといった事です。この繰り返しを329万年間、あるいはそれ以上の期間行ってきました。
つまり、遺伝子や本能に刻まれるくらいの長い期間、この思考を行なってきた為、たかだか1万年くらいでは拭いきれていない現状があるということです。
ここでの注目は、どちらが良いのかということではありません。現在でも男性、女性がそれぞれ生き残っていく為に刻まれた遺伝子が影響しているということです。この事が男女間でのすれ違いにつながっています。
代表的な例としては「女性が今日仕事で嫌な思いをした。先輩から嫌な事を言われて落ち込んだ」と言われた時です。
この時女性は「プロセス思考共感型」ですので「嫌なことがあった気持ちを共感してほしい。わかってほしい。」という気持ちであり、そこに問題解決を求めていません。
一方男性は「ゴール思考問題解決型」ですので「どのようにすればその問題を解決できるか。つまり嫌な先輩に対する接し方や仕事の工夫など」を考えてしまいます。つまり問題解決を求められていると感じます。
この例では男性は相談を受けたと捉え、問題解決に向けてのアドバイスをしてしまう事でしょう。これは良かれと思ってなのですが、女性からすれば「ありがたくねぇ💢」となります。アドバイスなんで求めてないのですからね。余計な一言、ここに極まる・・・となります。
このように考え方は遺伝子レベルや本能とも呼べる、無意識的な考え方から違う傾向があるのです。
お互い相手のことを思いやってのつもりではあるのでしょうが、すれ違うと悲しいけどですよね。もちろん先ほど言ったようにどちらの思考パターンが良いということではありません。お互いの思考パターンを理解しようと歩み寄ることができれば、あなたが悩んでいるであろう男女間の問題が少しは楽になるのではないでしょうか?何かきっかけの一つにでもなればと思い、記事にさせていただきました。
もちろん、僕もすごく悩んできた人間の一人です(笑)
大切なパートナーの為を思っての言動が逆に傷つけてしまったとか・・・その時はなぜこんなにすれ違うのかが分かりませんでした。
男女差別ということではないのですが、「男脳」「女脳」というのはあると思います。いろんな方が書籍にも残されていますので、興味が沸いた方や男女間の悩みに何かヒントが欲しい方、一度読んでみてはいかがでしょうか?
それでは本日はこの辺で失礼します。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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